XENLOOK C2PA検証
コースの目次
全10章のうち第9章

第9章国際的な公式リストに載るには

この章では、国際的な公式の信頼リスト(C2PA Trust List)に載るには、どんな条件が必要かを調べます。そして、このサイトの今の段階と比べます。最後に、ここまでの実習の結果を短く発表します。

  • 正式な回の名前 · 国際的な認証要件の点検と、最終の実演
  • 実習 5ステップ
  • ログインなしで進められます
この章で学ぶこと
  • 公式のリストに載るための条件を、大きな分け方で言えます。
  • このサイトの今の段階を、公開されている資料で確かめられます。
  • 実習の結果を短く発表して、フィードバックを受けます。

やさしく理解する

町の大会と、国の代表選びのようなものです
町の大会で優勝しても、国の代表になるには、決められた選考の基準を別に通らなければなりません。このサイトは実際に動いていますが、国際的なリストに載るには、決められた基準と審査を通る必要があります。

C2PA Trust List は、検証のプログラムが「信じることにした」認証局のリストです。このリストに載ると、ほかの会社の検証ツールでも「信頼済み」と出ます。

リストに載るには、大きく分けて次の条件が必要です。決められた証明書ポリシーに従うこと、秘密鍵を専用の安全な装置で守ること、発行と失効の照会を続けて運用すること、運用を透明に公開して審査を受けること、適合性の試験に通ることです。

くわしい条件は、C2PA が公開している最新の文書を基準にします。条件は変わることがあるので、調べた日付と文書の名前を一緒に書きます。

このサイトは今、試験運用(パイロット)の段階で、Trust List にはまだ載っていません。公開リポジトリ、透明性ダッシュボード、限界の案内で、今の状態を直接確かめられます。

条件と今の状態を並べると、あと何をすればよいかが見えます。この比較が、第10章の改善意見書の材料になります。

図で見る

  1. 条件を調べるC2PA の公開文書
  2. 今の状態を確かめるこのサイトの公開資料
  3. 比べる条件・状態・足りない点
  4. 発表するメンターのフィードバック
調べた条件と公開資料を比べて、足りない点を見つけ、発表でまとめます。

実際にやってみる

上から順に、1ステップずつ進めます。ステップごとに、「こう見えれば成功」と同じかどうかを確かめます。
  1. サイトの紹介ページで、このサイトが自分をどの段階として紹介しているかを探します。
    こう見えれば成功 「韓国パイロット CA — C2PA Trust List 審査中」という表現が見えます。
    サイトの紹介を開くログイン不要
  2. 運用透明性ダッシュボードで、何を公開しているかを一覧に書きます。
    こう見えれば成功 「運用透明性ダッシュボード」という見出しと、公開している項目が見えます。
  3. 公開リポジトリと限界の案内で、証明書ポリシー、失効の照会、未掲載の案内を探します。
    こう見えれば成功 ポリシーの文書、CRL・OCSP の案内、「Trust List 未掲載」の説明が見つかりました。
  4. 比較表を作ります。列は「条件・今の状態・根拠のページ・足りない点」です。根拠が見つからなかった欄は、「公開資料では見つからない」と書きます。
    こう見えれば成功 条件ごとに、今の状態と根拠のページが書いてあります。
    ログイン不要
  5. 第1〜9章の実習の結果を、短く発表します。いちばん驚いた結果を1つ、いちばん大事な限界を1つ、提案を1つ、必ず入れます。
    こう見えれば成功 メンターのフィードバックを、記録シートに書きました。
    メンターと一緒に
メンターと一緒に行う部分 · メンターが発表を聞いて、フィードバックをします。比較表で「公開資料では見つからない」と残った欄は、メンターに実際の状況を聞きます。ただし、報告書には公開してよい内容だけを書きます。

できたかどうか確かめる

下のすべてに「はい」と答えられたら、この章は修了です。
  • Trust List に載る必要がある理由を、1文で言えますか。
  • このサイトの今の段階を、公開資料で確かめましたか。
  • 比較表を、根拠のページと一緒に埋めましたか。

まちがえやすいこと

  • よくある誤解実際に動いているサイトなら、公式の認証を受けたということです。
    実際には運用していることと、公式のリストに載っていることは違います。このサイトは運用中のパイロットで、未掲載です。
  • よくある誤解条件は一度調べれば、ずっとそのまま使えます。
    実際には条件は変わることがあります。調べた日付と文書の名前を、必ず一緒に書きます。

確認クイズ

  1. 問題 1Trust List に載ると、何が変わりますか。答えを見る答えを閉じる
    ほかの会社の検証ツールでも、この認証局が署名したファイルが「信頼済み」と出ます。
  2. 問題 2公式のリストに載るための条件を、2つ言ってみてください。答えを見る答えを閉じる
    例:決められた証明書ポリシーに従う、秘密鍵を専用の安全な装置で守る、失効の照会を運用する、透明な公開と審査、適合性の試験に通る、のうち2つです。
  3. 問題 3根拠が見つからなかった欄には、どう書けばよいですか。答えを見る答えを閉じる
    「公開資料では見つからない」と書きます。推測では埋めません。

用語のまとめ

C2PA Trust List
C2PA の検証ツールが信じることにした、認証局の公式リストです。
証明書ポリシーcertificate policy
証明書をどう発行し、どう管理するかを決めた、ルールの文書です。
適合性の試験conformance
標準にきちんと従っているかを確かめる試験です。
透明性transparency
運用の内容を、外から確かめられるように公開することです。

実習記録シート

印刷して手で書くか、同じ項目を文書に書き写します。メンターの確認をもらえば完了です。
第9章 実習記録シート国際的な公式リストに載るには
実習日
記入者
メンター確認
  1. 調べた公式リストの条件(文書の名前、調べた日付)
  2. このサイトの今の状態と、根拠のページ
  3. 条件・今の状態・根拠・足りない点の比較表
  4. 発表の要約(驚いた結果、大事な限界、提案)
  5. メンターのフィードバック