パイロット・C2PA審査中 · 韓国2027.03 · 日本2027.06 · 模範法は韓国法
著作権 C-2026-036487 · 特許出願 10-2026-0100026(未登録)
コースの目次
全10章のうち第6章
第6章見える印、見えない印
SNS に載せた写真は、ほとんどいつも小さくされ、保存し直されます。この章では、見えるウォーターマークと見えないウォーターマークの違いを知り、写真を変えたときに何が残るかを、実際に実験します。
この章で学ぶこと
- 見えるウォーターマークと見えないウォーターマークの、長所と短所を知ります。
- 写真を小さくしたり保存し直したりすると、それぞれの層がどうなるかを実験します。
- 実験の結果を、大げさにせず表にまとめられます。
やさしく理解する
お札の絵と、すかしと同じです
お札の表の絵は、だれでも見られますが、まねもしやすいです。光にかざすと見えるすかしは、ふだんは見えませんが、偽造を防ぎます。見えるウォーターマークは表の絵、見えないウォーターマークはすかしです。どちらも完全ではないので、一緒に使います。
見えるウォーターマークは、写真の上にロゴや文字を載せたものです。だれでもすぐに気づきますが、切り取ったり消したりしやすいです。
見えないウォーターマークは、目ではわからないほど小さな変化を、写真全体に埋め込みます。簡単には消えませんが、大きく縮小したり、回転したり、圧縮し直したりすると、弱くなることがあります。
そのため、1つの層だけには頼りません。C2PA の記録が消されても、見えない印が残ることがあり、見えない印が弱くなっても、似た指紋(フィンガープリント)で、もう一度見つけられます。第3章の5つの層は、この理由のためにあります。
このサイトの測定の状況を、正直に知っておきます。見えない印には、5° の回転に弱いという限界があります。また、2026年10月17日の時点で、変形テスト(T1〜T7)を測り直していないため、公開の表のウォーターマークの結果は「검증 대기」(検証待ち)です。
変形テストの7種類は、次のとおりです。T1 元の写真、T2 マニフェストを消す、T3 JPEG の画質70で保存し直す、T4 縮小する、T5 切り取る、T6 5° 回転する、T7 エンコードし直す。このコースの実験も、この名前に合わせて書きます。
図で見る
- 元の写真5つの層がすべてある
- 記録を消すマニフェストの strip
- 保存し直すJPEG 画質70
- もう一度見つける残った層で確かめる
実際にやってみる
上から順に、1ステップずつ進めます。ステップごとに、「こう見えれば成功」と同じかどうかを確かめます。
- 見えない印のページを読んで、「안 보이는 도장 실험」(見えない印の実験)を見ます。左と真ん中の写真を比べ、右の「돋보기」(虫めがね)の写真を見ます。こう見えれば成功 左と真ん中は目では同じに見え、右でだけ、埋め込んだ模様が浮かび上がります。
- 体験ページの「3단 폴백 검증」(3段階のフォールバック検証)で、「strip + JPEG q70 → 3단 검증 실행」(3段階の検証を実行)を押します。記録を消して(strip)、画質70で保存し直した写真に、何が残るかを見ます。こう見えれば成功 1段目と2段目は「판단 보류」(判断の保留)で、最終の判定は「레지스트리(PDQ) 복원」(レジストリ(PDQ)から復元)と出ます。
- 第2章の写真で、変形した写真を3つ作ります。① 半分の大きさに縮小する ② 写真アプリで保存し直す ③ 端を少し切り取る。それぞれを体験ページに入れて、ハッシュを書きます。こう見えれば成功 3つの変形した写真は、どれもハッシュが元の写真と違います。
- メンターが用意した、見えない印が入った写真で同じ変形をして、検証ページの下にある「サーバー判読 — 6項目を一つずつ測る」(会員向け)に入れ、見えない印が残ったかを見ます。こう見えれば成功 結果に「표식 일치도 ○○% · 기준: 65% 이상」(印の一致度 ○○%・基準:65%以上)のように、一致の度合いが見えます。
- 強靭性テストのページで、T1〜T7 の表を読みます。「검증 대기」(検証待ち)と表示されたマスは、そのまま「検証待ち」と書き写します。こう見えれば成功 T1〜T7 の7行と、測定の状況が見えます。
- 変形実験の結果のまとめ表を作ります。横の行は変形(元の写真・縮小・保存し直し・切り取り)、縦の列はハッシュ・見えない印・フィンガープリント・C2PA の記録です。マスごとに、残った / 変わった / 消えた / 測れない、のどれかを書きます。こう見えれば成功 自分で見たことと、ページで読んだことが、分けて書かれています。ログイン不要
メンターと一緒に行う部分 · ウォーターマーク担当のメンターが、見えない印が入った実習用の写真を用意し、結果の一致度の数字をどう読むかを教えます。数字1つで「本物」と決めつけない方法も、一緒に学びます。
できたかどうか確かめる
下のすべてに「はい」と答えられたら、この章は修了です。
- 見えるウォーターマークと見えないウォーターマークの、長所と短所を1つずつ言えますか。
- 3段階のフォールバック検証で、最終の判定が何と出たかを書きましたか。
- 変形実験の結果のまとめ表で、「自分で見たこと」と「読んだこと」を分けて書きましたか。
まちがえやすいこと
- よくある誤解見えないウォーターマークは、どんな変形にも残ります。実際には大きく縮小したり、回転したり、圧縮し直したりすると、弱くなることがあります。このサイトの見えない印も、5° の回転に弱いです。
- よくある誤解「判断の保留」は、偽物という意味です。実際にはその段階では確かめられなかった、という意味です。誤検出を避けるため、わざと決めつけないのです。
- よくある誤解測っていないマスは、「合格」と書いてもかまいません。実際には測っていないものは、「測れない」や「検証待ち」と書きます。これが正直な記録です。
確認クイズ
問題 1見えるウォーターマークの、一番の弱点は何ですか。答えを見る答えを閉じる
切り取ったり、消したりしやすいことです。問題 23段階のフォールバック検証で、1段目と2段目は「判断の保留」でしたが、3段目で復元されました。どういう意味ですか。答えを見る答えを閉じる
マニフェストと見えない印では確かめられませんでしたが、登録された似た指紋(PDQ)で、出どころをもう一度見つけた、という意味です。問題 3公開の表のウォーターマークの結果が「検証待ち」です。報告書には、どう書けばよいですか。答えを見る答えを閉じる
「検証待ち」と、そのまま書きます。合格や不合格に書き換えません。
用語のまとめ
- 見えるウォーターマークvisible watermark
- 写真の上に載せた、ロゴや文字です。
- 強靭性robustness
- 変形を受けても、情報が残る度合いです。
- 再エンコードre-encoding
- ファイルを新しい形式や新しい設定で、保存し直すことです。
- 判断の保留abstain
- 確かめられないとき、無理に決めつけずに止まることです。
- フォールバックfallback
- 前の方法がうまくいかないとき、次の方法に移ることです。
実習記録シート
印刷して手で書くか、同じ項目を文書に書き写します。メンターの確認をもらえば完了です。
第6章 実習記録シート見える印、見えない印
- 実習日
- 記入者
- メンター確認
- 「見えない印の実験」で見たこと
- 3段階のフォールバック検証の結果(1段目・2段目・3段目、最終の判定)
- 変形した写真3つのハッシュ(元の写真と同じ / 違う)
- メンターと一緒に見た、見えない印の一致度
- 変形実験の結果のまとめ表
- 「検証待ち」「測れない」として残したマスと、その理由