XENLOOK C2PA検証

メディアの信頼 · ステップ 1/5

不可視の透かし — 目に見えないはんこ

写真・動画・音楽ファイルの中に、人には見えないとても小さな「数字のはんこ」を入れる技術です。Instagram が圧縮してもはんこの跡が残るように設計しています。

Experimental · not for legal attribution

2026-10-17 に透かしの T1–T7 は測り直していません。公開表の透かし列は検証待ちのままで、5° の回転に弱いという既存の制限もそのままです。

やさしい説明 · 正確な仕組み

見えないはんこ(不可視の透かし)

写真・動画・音楽の中に、人の目には見えない小さな「秘密のはんこ」を入れる技術です。

やさしいお話

  1. 友だちの絵に「自分のもの」と書くと見た目が悪くなります。だから文字は書かず、色をほんの少しだけ変えます。
  2. 人には「同じ」に見えますが、コンピューターはその小さな差を集めて「XENLOOK-42」のような番号を読み取ります。
  3. インスタが写真を小さくしても、よくできたはんこは跡が残るように設計します。

正確にはどう動くか

  1. 元の信号(ピクセル・波形)にごく小さな変化 ε を加えます。見える値 ≈ 原本 + ε。
  2. ε は平らな空より、模様(服・木の葉)のほうに多く入れます。人の目が鈍いところです。
  3. 検出器は多くのマスの ε パターンを集めてメッセージを復元します。(Meta VideoSeal/AudioSeal 系)
  4. 透かし = ファイルの中に埋めた ID。あとで「誰が作ったか」をファイルだけで探すときに使います。

まちがえやすいこと

  • 目に見えるロゴや半透明の文字(可視の透かし)とは違います。
  • 指紋(フィンガープリント)とも違います。指紋は何も埋めず、「見た目の番号」を計算するだけです。

下のデモで 原本 / ε(+1) / ε ×40 増幅 を比べてみてください。目には同じ、機械には違います。

デモ · 目で見る

押して試せるサンプル

写真・動画・音楽・文書を再生し、指紋番号を取り、来歴情報(C2PA)を検査します。XenLook には数千のキャラクターメディアがあり、ここでは仕組みと検証をわかりやすく示す代表サンプルを選びました。

原本
原本
ε を加えたもの
ε(+1) — 目には同じ
ε を増幅
ε ×40 増幅(教材)

見えないはんこの実験

左と中央は目には同じです。右は ε を40倍にした「虫めがね」です。

見える値 ≈ 原本 + ε

実際の VideoSeal エンコードはもっと賢いパターンを使います。これは「なぜ見えないか」を示す教材です。

  • 1 透かし

XenLook がしていること

生成直後のステップ 1 として、Meta VideoSeal(画像・動画)・AudioSeal(音楽)の MIT エンジンが soft binding を埋め込みます。その後、フォレンジック・指紋・C2PA・NFT へと続きます。

使っているオープンソース(商用 OK)

VideoSeal / AudioSeal — MIT。TrustMark や非商用の研究モデルはフリートの既定から外しています。

XMSE の適用状況(このステップ)

項目状態メモ
OSS 採用・カタログ適用済みMIT 確定
VideoSeal MIT適用済みDGX image encode PASS
パイプラインのフック適用済みpre-sign 10 surfaces + portal API
C2PA との接続準備済み署名前の soft stage
すべての生成物に必須化進行中entrypoints を拡大中